住宅ローン借り換えで笑う者、泣く者。

住み替えを熱望しつつも話が進まないまま、恐怖のステップ返済からくる住宅ローンの大幅値上げから逃れるべく、とりあえず【ローンの借り換え】を断行しました。
バブルが崩壊して金利が下がっていたことと、ステップ返済で苦しんでいた人が多かったため、当時はご近所でも借り換えが大ブームでした。銀行の営業マンがピンポン♪とやって来て、「当行の住宅ローンに借り替えていただけませんか?」なんてこともよくありました。

ただここでも悲劇はありました。バブル最盛期に6%台の固定高金利で住宅ローンを組んでいた不運なお友達は、融資の審査に落ちてあえなく借り換え却下!
中古のそう広くないテラスハウスを3千数百万円という高額で購入していたため、十数年ローンを払い続けた後なのに、住宅ローン残額よりも住宅自体の価値が著しく低いという査定となり、いわゆる【担保われ】となってしまったらしいのです。ショック過ぎますっ。

うちの場合は私が住み替えの鬼と化し、執念の繰上げ返済と貯金に励んでいたため、また住宅購入時期がバブル最盛期よりはちょっと右肩下がりぎみだったことが幸いして、何とか借り替えることができました。
しかも銀行はこぞって‘住宅ローン借り換え客ゲット大作戦中’だったため、団体信用保険の保険料は銀行持ちというハッピーなおまけつきでした♪