いつも怒りと憎しみでいっぱいの電話。

何度かこのブログにも書いたことがあるのですが、旦那の母方の伯父さんから、

たま〜に電話がかかってきます。

伯父さんは、数年前に奥様を亡くしてからは一人暮らしで、娘さん達がたまには行って

お世話をしているようですが、とにかく寂しいらしく、仕事をやめてからは友達もいないし

家ではずっとテレビを見ているだけなんだそうです。

ウチに電話をかけてくる時は酔っているのか、認知症ぎみなのか、何度も何度も・・・

ホントに3回か4回ぐらい同じ話をくりかえし、くりかえし話し続けます。

それも毎回必ず主題は「法事でもめごとになった、親戚の○○に腹が立って仕方がない」というもの。

まるで昨日のことのようにその時に起こったできごと、言われた言葉、後日談などなどを

激昂して大声で叫んだり、その後は落ち込んで寂しがって涙声になったり。

今日も1時間以上、延々と話を聞いていてさすがに思ったのですが、その法事ってもう

かれこれ5年以上も前の話みたいなんですけど。

そんなに怒りって持続するものなんでしょうかね?

そんなにいつまでも腹を立てていてもしょうがないし、怒り過ぎはカラダにも良くないよ、

亡くなったおばさんも多分心配しているから、おじさんはもっと楽しく過ごした方がいいよ、なんて

言ってみたのですが、「男はそれではすまないんや!」みたいなことを言ってはりました。

怒りや恨みに縛られたまま、ひとを激しく憎みながら生きてる伯父さん・・・

気の毒だけど、そんなだから誰も寄りつかなくなってしまって寂しい暮らしになっているのかも。

アタシも今日は正直疲れてしまった。

伯父さんの怒りのテンションは以前にも増して高くて、もめた相手のことを口汚くののしったり

大声で叫んだり、聞いていて哀しくなるような発言ばっかりでした。

伯父さんが酔ったり、認知症ぎみだったりする時、イヤなことは忘れて、

いいことを考えていられたらいいのに。

怒りや憎しみ、負の感情はできるだけ速やかに流してしまう、捨ててしまうようにしないと

時が経つにつれて膨張し、自分がその感情に支配され、日々の暮らしまで侵されてしまうことが

あるんでしょうね。

気をつけないと、と思います。

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