先生あなたの勝ちなのか?感謝すべきなのか!?

医師の診断書&保護者の一筆つきのプール見学希望を却下された次女のその後です。

「今度はクロールで25m泳いでタイムをはかるって言ってた。

立ったら何回でも最初から泳がせるって言ってた。

どうしよう・・・絶対に泳げるわけないのに・・・イヤやな〜、は〜〜〜」とカラダをかきむしりながら

言う次女に、母としてどう対処するのがベストなのか困惑しまくりだったアタシ。

とは言え次女は、アタシから直接先生や学校に連絡してもらってでも見学したいという

わけではなく、「しゃーない・・・プール入るわ・・・」というスタンスだったので、

「くれぐれも、無理しておぼれるようなことだけはしなくていいから」とだけ言って送りだしました。

そして。夕方帰宅してから、「プール、どうやったー?」と聞いてみると

「先生があまりにも怖いので、死ぬ気で泳いだら生まれて初めてクロールで25m泳げて、

めっちゃほめられてん」とのこと。

!!!

スゴイやん。この勝負、鬼体育女教師の勝ちか?勝ちなのか!?

しかし次女もさるもの。

「担任の先生に、診断書つきで体育を見学しても、単位はもらえるって確認しといた。

プールの見学希望を出したのに、却下されて無理やり泳がされてるってことも言いつけといた」

そうです。

うんうん、そりゃ良かったね。

考えてみれば、次女だってもう高校生。ある程度の日本語なら話せるのだ。

意外と度胸はあったりもする。

アタシが勇んで飛び出していかなくても、まずは自分で、自分の口で、言いたいことを、

言いたい人に言えば良いんですものね。

次女はクロールを泳ぎきれたことで、やっぱり嬉しそうでした。

これだってアタシが心配しすぎて、「却下されても、母が何とかしてやるから泳がなくてよし!」

なんて先回りして動いていたら、彼女は一生25mを泳ぎきることはなかったかもしれない。

今日は期末試験中なのですが、放課後はプールの補習があるそうです。

でも次女は、ここ数日本当にカラダの痒みがひどく、かきつぶしてしまって痛みもあるので

「今日の補習は見学するわ。自分で先生に説明するから」と言って出て行きました。

おぉ・・・なんだか頼もしくなったような。

もしかしたら、鬼体育女教師のおかげで、次女はまた一歩、ちょっと成長できたのかも。

良かった、彼女の成長のきっかけを母の良かれと思う手助けでつぶしてしまわなくって。

実はクロール当日、長年アトピーで苦しんできた旦那には、

「すぐに学校に連絡して、見学できるようにしてやるべきだ!」と叫ばれ、アタシは

「本人がそこまで望んでいないのに、親が勝手に暴走するのは良くないと思う!」と反論し、

朝から押し問答どころか夫婦喧嘩にまで発展するという惨事だったのですが。

今のところは結果オーライということで、次女の判断とアタシの良識の勝ちー、

やたらと戦闘的な旦那の一人負けー。

いやー、高校生の子育ても、なかなかスリルがあって怒号も罵声もとびかって、

オモシロイし勉強になります。

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