不登校と「小児慢性疲労症候群」。
不登校のことをいろいろと調べていて、『小児慢性疲労症候群』との関係について
書かれているサイトを見つけました。
熊本大学大学院の小児発達学のサイトで、不登校が長期化する原因の多くに
小児慢性疲労症候群の影響があるのではないか、またその原因の多くに子どもの慢性的な
睡眠不足が関わっているのではないかという内容です。
きっかけや背景、遠因などはさまざまでしょうし、心の病とか小児鬱とか発達障害の二次障害とか、
本当にいろいろなことが複雑にからみあってはいるのでしょうが、小児慢性疲労症候群、
慢性的な睡眠不足(眠りの質の低下も含めて)が長期の不登校につながるという解説は、
とてもわかりやすくて腑に落ちるものでした。
受験や過度の運動、コミュニケーションや人間関係のストレスにより慢性的な睡眠不足になり、
突然電池が切れたかのようにパタッと学校に行けなくなる。
その後は昼も夜もなく眠り続ける過睡眠に陥ったり、昼夜逆転したりの睡眠異常が長引き、
朝キチンと起きて学校に行くことが困難になり、体力も集中力も学力も低下していく・・・という
パターンは、アタシの周辺でもわりとよくあるパターンです。
あんなに優秀だった、元気だった、真面目だった、ガンバリ屋だった子がなんで?というパターン。
医学的な脳機能のことなどはさておき、日々の良質な睡眠がいかに大切かはよくわかりました。
先日ちょうど「ためしてガッテン!」でも疲労物質、疲労回復についてやっていて、
疲労回復のために何よりも大切なのはやはり睡眠であるとのことでした。
娘ズ、特に長女はお風呂にも入らずコンタクトレンズさえ取らずに早い時間から
コタツやソファで眠り込んでしまうことが多くて、親としては「だらしない!」とムッとしたりも
するのですが、まぁそれだけ疲れているということなのかもしれません。
今の長女の心身には、その時間帯にそれだけの睡眠時間が必要なんだと考え、
なるべくゆっくり眠らせてやるようにしたいと思います。
お風呂は朝入る時に沸かしなおすし浴室暖房はつけるしで誠にもったいない!し
エコじゃない!
それとせめてコンタクトレンズだけは取りなさいよーーーっ!!!とは思うんですけどねぇ。
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