電車内の急患とバス内の腰パン。

日曜日、久しぶりに一人で阪急電車に乗っていると、
隣の車両から誰かが運転席の方にダーッと走って行ったり、
なんだかザワザワしていたので身を乗り出して見てみると、
どうやら若い女の子が倒れた様子。

次の駅で運転手サンが様子を見に行き、他の乗客と協力して一旦駅に
降ろしたものの、意識が戻ったらしい女の子や駅員さんと協議の結果、
また電車内に運び込まれ、次の少し大きな駅まで乗って行きました。
そこの駅ではかなり大勢の駅員さんが待機しておられ、ちょうど救急車の音も聞こえ、
しばらく停車した後に女の子はまた車外に運び出されていき、電車は出発しました。

その間、見ている限りでは隣の車両の乗客の方がとても親切で協力的で、
連携してテキパキと動いておられてさわやかでした。
アタシは余裕をもって家を出のに待ち合わせには遅刻してしまったのですが、
ちょっと心あたたまる光景を目にすることができました。

ちょうどその日、夜10時頃に家に帰るバス車内でも、
茶髪で腰パンでイヤホンを聞きながらケータイをさわり続けているお兄サンが、
立っていた年配の男性に席を譲るのを見て、「なんていい子なんだろう」と。
お兄サンと年配男性の場所はちょっと離れていたので、声をかけるのにはきっと
勇気が必要だったと思います。えらいぞ若者。

アタシも電車内で気分が悪くなって、見ず知らずの方に助けていただいたこともあり。
見知らぬ人に親切にするって勇気がいる場合もあるし、
なぜか悲しい結果に終わることもあるけれど、
それでもいいからまず声をかけられる人間でありたいし、
娘ズにもそうであってほしいなぁと思います。

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