「犬を殺す」って言われたら。

今日は夕方から大雨警報が出て、珍しく部活もなく次女が帰ってきました。
雨に濡れて、リビングに入ってくるなり泣き出したので、驚いて話を聞きました。

小中学校と同じで現在も同じクラス、席も前後している男子とのことでした。
以前にもこのブログで書いたことがある彼、Aクンは、言葉は悪いけれども問題児。
次女も日常的に「ブス」「デブ」「死ね」「殺すぞ」と言われ続けていて、
それは他のクラスメイトにもフツーに言いまくっているそうなのですが、
次女はマイペースで頑固で、自分が納得いかないようなことを
上手にスルーしたりすることが苦手なせいか、「おまえはスグ反抗してくる」とか言われ、
ちょっと目をつけられているのか何なのか、今日も特にケンカもしていないのに
散々暴言を吐かれ、
最後に「おまえんとこの犬、殺したるからな」と言われたらしいのです。

元々少々繊細なところもある次女は、その想定外の言葉がすごくショックだったらしく、
「アイツはほんとに殺すような奴やから、もうビーグルさんを外に出せない」と言って
泣いているのです。
さすがにそんなことはしないやろうし、ビーグルさんも充分凶暴だから大丈夫、
と言いつつも、アタシもショックで胸がザワザワしました。
犬を殺すって?犬を殺すって?そんなこと言う!?

「それで、その話は先生か誰かに相談したん?」って聞いてみると、
「今日はそれどころの騒ぎじゃなかってん」と次女。
なんでも、Aクンがクラスの男子の顔を殴り、その子のメガネが割れてしまい、
殴られた子の顔もAクンの手も切れて流血。
先生方もバタバタするし、Aクンのお母さんも学校に呼び出されて泣いておられるしで、
暴言を吐かれたぐらいのことをわざわざ申告しに行ける状態ではなかったとのこと。

Aクンは1学期にも、自分が悪くてケンカになったのに、相手の男子の頭や顔を殴り続けて
ケガをさせて事件を起しているのです。
そういうところを目の当たりにしている次女なので、
「アイツはキレたら何するかわからへんねん。犬だって殺すかも。
だから誰も逆らわれへんし、逆らったらこういう事件になるねん」

って!それはアカンやろ、そんな暴言暴力に支配された教室じゃあ!
とは思うのですが、一体どうしたら良いのかわかりません。
前々から次女には、「できるだけ係わり合いにならない。
何を言われてもスルーするしかない」としか言っていません。
正直、このアドバイスが良い方法だとは全く思わないものの、
言い返してさらなる暴言を吐かれたり、殴られて流血させられるよりはマシだから。

うーーーん。どうしたら良いのでしょうね。
今学期、偶然にも次女はAクンと委員も一緒、席も近く、体育大会の出場種目も同じです。
はぁ、心配・・・。

↓応援クリックをお願いいたします。