「引越しうつ」「転勤うつ」。

ちょっと古くなりますが、4月27日の朝日新聞be on Sundayより。

引越しや転勤の慌しさが一段落した頃に
身体的には
・頭が重い
・体がだるい
・食欲の低下
・汗をよくかく
精神的には
・イライラが募る
・趣味やテレビに無関心
・眠れない
・引越しを後悔する
などの症状が気になったら、「引越しうつ」「転勤うつ」かもしれないそうです。

まじめで几帳面、責任感が強くて他人に気を使う、
そんな“メランコリー親和型”の人が発症しやすく、
「引越しうつ」は特に中高年の主婦に比較的よくみられるのですって。

住まいに関心の高い主婦にとって住居は自己存在の一部。
転居によって自分が存在してきた様式の変化が誘発され、自己存在の再構成が余儀なくされる。・・・のだとか。

友人、知人との付き合いも変わらざるをえなくなり。
都会⇔田舎という環境の変化などもあり。
場合によっては望まない引越しのこともあり。
さらに引越し先での思わぬ騒音問題、水回りの不具合といったことが
ストレスになることも!

治療法としては
・専門医を受診する
・ゆっくりごろごろ休む
・転居前の友人とメールや電話
・症状がなくなっても半年は薬を服用する
・完全主義をやめて目標を下げる
などがあげられていました。

「引越しうつ」、すごーくよくわかります!
現在の家に越してきた時は、同じ町内、校区の引越しだったので
うつのウの字もありませんでしたが。
その前に、大阪市内の賃貸マンション(都会)から魔の旧宅(郊外)に
越してきた時にはもぅ!

公園デビューから約1年間かけてようやく築いた、
1歳の長女を軸にしたママ友達との関係をすべて失い、
帰宅の遅ーーーいアテにならない旦那しか知る人のいない新しい環境で、
本当に寂しくて寂しくて仕方ありませんでした・・・。
毎日ブルーだったなぁ、アノ頃。

まぁ徐々に、同じぐらいの年齢の小さな子どもが多い地域だったので、
地道に友達作りに励んだり、たくさんのご近所サンの親切に助けられ、
本格的な「うつ」になる前に、元気を取り戻すことができたのですが!
でも、いろーんな意味で、新しい環境や人間関係に慣れ親しむまでには、
やっぱり1年ぐらいはかかったんじゃないかと思います、アタシの場合。

今現在、引越しや転勤、または入学や入社などで毎日しんどい方、ブルーな方、
焦らずに、のんびりと、気楽にかまえられることをおすすめします。
慣れるまでには半年や1年、もしかしたらそれ以上かかるかもしれないものだと思います。
そして症状が重い場合には、専門医に相談することも必要かもしれません。



新しい気持ちで