「クローバーフィールド」と「タイタニック」。

映画「クローバーフィールド」観ました。おもしろかったデス。
そんな極限状態で、戦場ジャーナリストでもない一般人が
延々とビデオ撮り続けられるのかよ!とかツッコミどころは満載だけど。

まぁ、内容とかストーリーはさておき。
アタシが考えさせられたのは、
今なら逃げられる。逃げて助かれる。という時に、あえて危険極まりない場所に戻り、
誰かを助けるために、自分を犠牲にできるか?ということ。

タイタニック」も大好きな映画なんですが、ラヴストーリーのことよりも、
沈没のパニックの中での、さまざまな人々の行動や表情に魅かれます。
最後まで演奏を続けた音楽家達、
小さな子ども達に物語を聞かせながら、静かに沈んでいくことを決意する母親、
しっかりと手を握り合って横たわる老夫婦。
人を蹴落としてでも、生きることに執念を燃やす男や女。
助かった自分達が乗っているボートで、家族が溺れているかもしれないのに
救助に行かない人々。
自分だったら、どういう行動をとるんだろうって観るたびに考えます。

もちろん、自分の子どものためなら犠牲になることを厭わないと思うのですが。
他人の子どもにも同じことができるのか?とか、
旦那や家族、親戚、または見知らぬ人達のために、どこまでできるのか?とか。
実際に、そんな状態に追い詰められるようなことがないように祈りつつ・・・
やっぱり考え込んでしまいます。