騒音問題の考え方いろいろ。

騒音問題に関する掲示板の中にあった一意見に、
「へ〜え、そういう考え方もあるんだ〜」とちょっと目からウロコでした。

それは、こと一戸建てでの生活音レベルのご近所騒音に限って言えば、
「現代の日本で、静かな住環境がほしいのなら、
都市部においてはそれ相応の大金を支払って、静寂をお金で買うしかありません!
それが無理なら、ガマンするしかない。
もしくは安価な静寂を求めて地方へ、過疎地へと出ていくべし」というもの。

まぁ、なんて乱暴かつ高飛車なご意見・・・と思われる方もおられるでしょう。
それもそうですが、ある面では真実かなっとも思います。

この方の実家のある高級住宅街においては、ご近所中が大型犬を飼っていても、
ピアノや声楽を習っていても、小さな子どもさんを育児中であっても、
「それぞれの住宅の敷地が広く、防音設備がシッカリしているから、
まったく騒音問題はない」とのこと。

経済的な事情で、住宅密集地の中の、狭い敷地に、安普請な家を建てるなら(←ウチか・・・?)
窓からの眺めがゴチャゴチャした他家ばっかりだったり、道が狭かったりするのと同様、
人口密度が高い分、他家他人との距離が近い分、
騒音があったり、臭いがあったり、その他トラブルが多いのはあたりまえ、
自然現象だというわけです。

・・・なるほどぉ。まぁそれもそうかもネ、とも思いました。
大金さえ積めば、大都市の駅前でも静寂に包まれた住宅はあるのかもしれません。
ごくごくごくごく一部の人だけが、住むことができるようなお家なんでしょうねぇ。

大金積むなら