年の瀬の、怪しい訪問販売。

あわただしい年の瀬に、ピンポ〜ン♪
大阪ガスの特約店でーす」と愛想のいい若いお兄さん。
アイフォンで室内から対応していたものの、
「確認していただきたいので、出てきていただけませんかー?」みたいなことを
言うので、定期点検的な、義務的なことなのだろうか、と思って出てみました。

用件は、火災報知器の設置のセールスだったのですが。
そのセールストークがなんとも、わかりにくくて紛らわしい!
アタシのように、猜疑心まんまんで眉間にシワを寄せてシッカリ聞いていても、
大阪ガスの・・・ですぅ」
「こちらの地区で警報機をつけることになりましたー」とか
「みなさんにつけていただきますので、工事の確認だけお願いしまーす」とか、
ニコニコ笑って書類を突き出されると、
これは全世帯対象の、やってあたりまえの工事なのか?と思ってしまうような、
イヤあえてそう思わせるように作りこまれたセールストーク

「火災警報機設置義務を控えての、全世帯対象の義務的な工事ですか?」とか
突っ込んで聞いてみると、
「強制ではありませんが、このたびこの地区では、
ほとんどの世帯の方が工事をされると思われますのでご一緒に・・・云々」
・・・って。ウソでしょ、それは。アンタの希望でしょー。

「夫に相談しておきますー」とお引取り願いましたが。
この手口、ちょっとウカッとしていたら、引っかかってしまうほど巧妙なトークです。
純真な方や、ちょっと判断力が鈍っている方なら、
大阪ガス(←連呼)」「この地区」「みなさん」「確認してください」と言われたら、
署名してしまいそう。

ちなみにこの一件のあった後、たまたま学校の委員会に出席したところ、
大阪ガスから訪問販売をすることはありませんので、
悪質なセールスにお気をつけください」という連絡事項が!
こういう汚い商売方法、もう本当にヤメテほしい・・・
火事の多いこの季節なんだから、死傷者もたくさん出ているんだから、
親身になって火災報知器の必要性を語って、誠実に売り込んだらいいやん!