家それぞれ、鍋それぞれ。

友人が、兄夫妻の自宅に招かれて、すき焼きをご馳走になったそうです。

元気で陽気、オシャレで楽しい友人は、
笑顔の少ない、会話の弾まない、冗談の通じない義姉が苦手だそうで。

でも、せっかくのお招きだから。と、ガンバッテ行ったところ。
四人で鍋を囲んだものの、鍋の具が極端に少なかった・・・。
例えばお豆腐は、味噌汁の具のようなサイコロ状のがちょっぴり。
野菜は、四人分で中皿ひと皿の量。
お肉は普通に用意されていたものの、すんごく食べ辛かったそうです。
また、それをツッコム雰囲気じゃないそうで、黙々とお肉を食べ続けた、と。

しかも、その日の午後7時に約束通り到着すると、
「8時半には帰ってね。だって非常識な時間になっちゃうでしょ」と
ゴハンも食べないうちに、帰る時間を指定されちゃったそうで。
食べている間も、もう時間が気になって気になって、
とてもリラックスして歓談する気分にはなれなかったのだとか。

勝手に押しかけたわけでもなく、招かれて行って、
しかも鍋で、
1時間半キッカリで退去しなくちゃいけないんだー。って、ちょっと驚いてしまいました。
アタシなんて、晩ご飯をご馳走になったお宅で、1時間半以内に退去したことなんて
過去に1回もないのじゃないかと思います。
今までの人生、相当、非常識だったに違いありません。

いやぁ、人それぞれ、家それぞれ、鍋それぞれですねぇー。