ご近所の音は、騒音?

まだとことん暑くなりきらない、この季節って、
“窓を開けている率”が一番高い時期ではないかと思います。

住宅密集地にあるウチに居て、窓を開けていると、
ご近所のいろんな音が飛び込んできます。

話し声、子どもが泣く声、騒ぐ音、テレビの音、犬の鳴き声、
電話の呼び出し音、ピアノやリコーダーの音etc.
ちょっと気になるものから、全然気にならないものまで、いろいろと。

実家に住んでいた頃、お隣さんの姉妹はピアノを習っていました。
後に声楽も始め、音大に進み、ピアノ教師になったぐらい熱心な音楽一家で、
今から考えると四六時中、ピアノの音や歌声が聞こえてきていました。
防音もなく、季節によれば、普通に家の窓も開けていましたね。

でもでも、おぼえている限りでは、一度も「ウルサイ!」と思ったことはないのです。
おそらく、ウチの両親も兄も、そんな風には感じていなかった様子。
これはなぜかというと、アタシとその姉妹がとっても仲良しで、
親同士も良い関係で、いろいろなことでお世話になってもいたから、に
他ならないと思います。

現在のご近所さんの人間模様を見ていても痛感することですが。
同じ音でも、音を出している人や一家を
快く思っていれば気にならないのに、
快く思っていない、嫌いな場合はとことん気になる、気にさわる、
ウルサクて耐えられない!騒音反対!!!・・・となってしまうようですね。

まぁ、音だけのことではありませんが。
普段からの人間関係、ご近所づきあいって、
双方が許し許され、気持ちよく暮らしていくためにも、
やっぱり大切だなぁって思います。