自殺、事件と育児。

河名さんが「松岡農相の自殺について」というエントリで、
社会的な大事件と、育児への思いについて書いておられます。

本当に同感です。
お気の毒ではありますが、「発覚したら死ななければならないほどのこと」を
していたのだとしたら、その真実に言及もせず自殺を選ぶのではなく、
キチンと責任を取り、罪があったのなら償うべきだったと思います。

また以前のエントリでも書いた、特急内での強姦事件を知った時にも
思ったのですが。
「イジメを見てみぬふりをしている者もまた、加害者だ」とよく言われますが、
目の前で強姦や殺人が行われていても、見てみぬふりをしているのはオトナです。

政治に不平不満を言いつつ、選挙にも行かないのもオトナ。
給食費や保育料の滞納しかり、年金諸問題しかり。
子どもは、その年齢なりの感性で、オトナ社会をしっかり見ています。
もちろん、都合よく真似だってするでしょう。

社会や環境のせいだけにするつもりはありませんが、子育てをしていて
「この子達の未来は、明るくはないのではないか」と暗澹たる気分になることも、
少なからずある今日この頃です。


明るい子にするために。