死臭を断ち切る駐車場。

映画や小説の中に出てくる家に、激しく憧れることってありませんか?

アタシはパトリシア コーンウェルの『検屍官シリーズ』で頻繁に描写される、
ケイ スカーペッタの住まいが好きです。
と言っても、なぜか必ず毎回犯人に命を狙われるから完璧なセキュリティを設定している大豪邸や、超セレブな家具調度の方ではなくて。
あの駐車場にひかれます。

リモコン操作でシャッターを開閉できる利便性。
何よりいいのは駐車場内の扉から直接、家の中に入れること!
雨にも濡れず!暑さ寒さも防げて!安全そうだし!
さらに、その動線上には洗濯機や大物汚れ物洗い専用のシンクを設置。

ケイ スカーペッタは検視官なので、
死臭や血の臭いの染み付いた衣類を家の中に持ち込みたくないとか、
泥や汚れ、科学捜査で使う薬品の名残りを家の外で落としてしまいたいということから、洗濯機やシンクを設置しているわけですが。

毎日砂場で砂遊びする小さい子や
サッカーや野球など屋外スポーツをして砂ジャリジャリ姿で帰ってくる家族のいる家庭とか。
スキー、海水浴などからの帰宅時なんて、とっても便利そう!

以前、知りあいの豪邸におじゃましてお宅拝見をさせてもらった時に、
掘り込みガレージの奥の扉から直接、家の地下室に入れるという
システム?を実際に見せていただきました。
地下室は広々とした納戸になっていて、車のトランクから出し入れするような
スポーツ用品とかレジャー用品は全部、ここに置いておけるというわけ。
しかも地下室から階段を上がっていくと、ちょうど1階の
バストイレタリーあたりに出るので、そのままシャワーを浴びたり
汚れ物を洗濯機に放りこめるのです。

わー。スカーペッタ宅と同じだー、と感激!
カックイー。