リストカット女子高校生ズ。

次女と仲良しの子が、先日なにがあったのかリストカットをしました。
平日の朝、次女のケータイに電話がかかっていたものの、次女はケータイを置いて
すでに登校していたので電話には出られず。
友達は学校を休んでいて、次女がその夜帰宅してから折り電するも、
電話は呼び出し音も鳴らず不通に。
土日をはさんで何度か電話をかけたりメールをするも、通じていない様子。

翌週の月曜には学校で会えたのですが、どうも家でゴタゴタがあったようで。
学校をサボッたことがバレて、学校でも呼び出されて叱られて。
次女がふと友達の手首を見ると、かなり痛い痛しい傷ができていたそうです。

アタシがその話を聞いて、リストカットのことで驚いていると、
「○○ちゃんもしてるで」と別の子の名前もあげて、珍しいことではないように言う娘。
あぁそう言えばその昔、アタシが高1の時にも同じクラスにリストカットしている子がいたことを急に思い出しました。
ある日遅刻してきて、手首に包帯を巻いているので「どうしたん？」と聞くと、前の晩に親と大ゲンカして包丁を出してくる騒ぎになり、手首を切ったら
すごく出血して、病院で一晩入院していたとのこと。
親とは仲が悪かったものの、そういうこととは縁遠いのんきな中高生だった
アタシはホントにビックリして、絶句したものでした。
彼女は遅刻や欠席が多くて、1年の途中で退学しました。

次女の友達も、複雑な家庭環境の子で、経済的にも大変そうです。
いまや珍しいことではないとしても、まだまだ子どもな高校生が
リストカットするなんてショックです。
見た目はちょっと個性的な子だけど、いろいろと次女の力になってくれている優しい子。
病弱なお母さんと、何人目かの新しいお父さんと、異父弟二人と暮らしながら、
必要に迫られてバイトもしているらしく、苦労しているみたい。
精神科医になりたかったけれど、成績が芳しくなくて落ち込んでいるらしいので、
臨床心理士やカウンセラーっていう道もあるよ、って話してみたい。
あなただったらきっと、人の心の痛みがわかるカウンセラーになれるよって。
今度ウチに泊まりにくるとかいう話があるので、ちょこっとそんな話ができたらいいなって思っています。

子どもがリストカットするのが珍しくない社会なんて、絶対におかしい！
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