殺されゆく犬達の目と、自分が“行動”きること。
「ニュースJAPAN」〜命の現場〜、三夜連続で特集されたペットブームの闇の取材で
子犬工場の惨状を見、毎日大量に殺処分される犬達が泣き叫ぶ声を聞きました。
特に昨夜の殺処分前後の犬達の映像は衝撃的で、途中で何度も見るのをやめようかと思いつつ
でもこれが現実であり、日常的に行われていることだと思うとやはり「知る」ことも大事だと思って
最後までどうにか直視しました。
二日目の夜に一緒に見ていた長女は、途中で「見ていられない」と言って立ち去りましたが、
それほどひどい、胸の悪くなるようなむごたらしい映像の数々でした。
ガタガタふるえるかわいい盛りの子犬を「メンドウみきれないから」とヘラヘラ笑いながら
犬回収車(←こんなモノがあることにまず衝撃を受けます)に引き渡す老人、
傍らには孫娘が一緒に来ていたのですが、この孫娘は何を思って見ていたのか・・・。
頭ほどの巨大な腫瘍ができているのに放置され続け、息も絶え絶えのまま捨てられた大型犬、
ダンボール箱に詰め込まれガムテープまで張られて持ち込まれた生まれたばかりの子犬達。
ガス室に追い込まれ、安楽死ではなく苦しみながら、泣きながら死んでいく様子、
死体までがあえて撮影、取材されていました。中にはビーグル犬もいました。
信頼する飼い主に見捨てられ、殺される犬達の目は、何もかもわかっているようで・・・
辛くて胸が痛くて気分が悪くなるような特集の中で救いだったことは、
殺処分0をめざして実績を上げている動物愛護センターや、レスキューなどに奔走する
愛護団体の存在。
自分にできることなんて無に等しいながら、アタシはアタシにできること、今までどおり
地元の動物愛護団体に地道に物資を送ったり、時には少額ながら寄付や募金をすることを
続けることで、少しでも現状を変えていくために“行動”したいと思います。
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