借金の品格。

友達にお金を借りる時って、うっかりサイフを忘れたとか、
入っていると思い込んでいたけど実はサイフにお金が入っていなかった!とかで
本当にその時に必要なランチ代だのお茶代だのをちょこっと借りたことしか
今のところはありません。

あきらかにそんな生易しい状態ではなくて、完全に切羽詰ったらどうするか?
もちろん、そんなことになる前にできるだけの手は打つでしょうよ。
まずは友人知人の前に、金融機関とか親兄弟に頭を下げに行くでしょうし。
しかしそれでも万策尽き、今週食べていけるかどうかわからん!とか
ケータイ代だけでも何としてでも払わないと、さらに孤立無援化してまう!とかいう
凄まじい状態に陥ったなら?

「今日サイフを忘れたから、帰宅するまでに必要な現金を貸してほしい」とか言って、
3千円、5千円、1万円単位で周囲からお金を借りては、翌日もその後もお金を返さない・・・
多分返せない人がいるのです。
そんな見え透いた手口を繰り返していたら、友人知人も去っていくし、
信用を失って、来る仕事も来なくなっちゃうと思うのですが。
しかもお金を払う、返すべき時期の督促の電話には絶対に出ない!となるとこれはもぅ。

そしてちょっと金回りが良くなると、急にまた大胆になって旅行とか行っちゃう!
小さな仕事を受けることを面倒くさがったりもする。

しかしまた!激しい金欠に見舞われて、「子どもの学費がない」「ケータイがとまっている」
「力仕事でもなんでもいいから仕事を紹介してほしい」「パソコンを買い取ってくれ」
とまで哀願してくる人がいるのですよ。

いくらかつてお世話になった人であっても、もう何年もの間に、
こういうことが何回も繰り返されていて、踏み倒されたものもあったりしたら。
返ってこないことを前提に、人道的援助をするべきなのか。
本人のためにも心を鬼にして、キッパリと断り続けるべきなのか。
悩むけど・・・悩むけど心配だ、そこの子どものことだけは。

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