座敷牢の女。

高校時代の弓道部仲間と1年ぶりのゴハン&飲み会がありました。
集まった女性は、全員既婚で子もち。
結婚・出産した時期により、子どもは幼児〜高校生まで、
子どもの人数も二人、三人、四人とそれぞれなので、
各家庭により様々な事情、考え方があるのはわかるのですが。

「外に出られない」
(出ようとすると、夫に嫌な顔をされる。
なんやかんやと出られなくなる理由をつけられる。
姑までしゃしゃり出てきて文句を言うので、出ることをあきらめてしまう・・・etc.)
という、現代の座敷牢のような話がいまだにあることに驚かされてしまいます。

「それでも今日は、なんとかして出てきてん」
「友達と遊びに出かけられたのは、実は1年ぶり」
「晩ご飯は用意してきたけど、子どもに食べさせるのは
自分がしないといけないから、帰らなアカンねん」
と、遅れてやって来て、ほんの2〜3時間だけ喋って、急いで帰って行った後姿。

誰よりもキレイで、華やかで、お金持ちで、女王様キャラだった彼女。
家に縛られて、夫や姑に遠慮して、気を使って、しんどそうに見えてしまうけど。
シアワセなのかな・・・だったらいいんだけど。