入賞できる読書感想文の書き方。

スイマセン、自慢みたいですけど。
小学校から高校まで、読書感想文、作文、弁論大会etc.
たくさんの賞をいただいてきました。
褒められっぱなしでした。
夏休みも終盤なので、ちょっとその技をひけらかしてみます。

読書感想文の場合は、対象の本はやはり課題図書からチョイスする方が
ポイントは高いでしょう。
しかも、そういう本は、ちゃんと感想文が書きやすくできていますから。

課題図書の中でも、主人公と自分自身に共通点を感じられるもの、
家族構成や生活スタイル、趣味やペット、年齢や性別でもいいから、
「こういうところで主人公に共感をおぼえた。ここが違っている」みたいなことを
書けそうな、書きやすそうなものを選ぶと、なお良しです。

昔ながらの手法ではありますが、やはり「起承転結」をキチッと構成してから
書くと、原稿用紙3〜5枚の感想文にメリハリがつきます。
下書きまでする必要はないでしょうが(できるならする)、少なくとも頭の中で、
書く内容と順番、それぞれの分量を決めてから取りかかりましょう。

・・・とかなんとかいうノウハウは、いろんな教材やサイトにも出ているでしょうから、
以下割愛。

アタシが最も真剣に考え、真面目に取り組んでいたのは、
『何をどう書けば、オトナにウケるか?
先生や審査員に喜ばれるか?感動させられるか?』というところでした。
この本を読んだコドモが、どんな感想を書くことをオトナは望んでいるのか?を
考えながら、それに沿って感想文を構成していくのです。

今から考えると、コ生意気でハナモチならない小中高校生みたいですが、
文章を書いて、他人に喜んでもらったり、評価してもらうために必要なのは、
つまるところは“サービス精神”なのではないかと思うのです!
そこのところは、入賞を狙う小学生でも商業コピーライターでも同じです。
手紙や日記とは違いますからね、これらは。

あくまでも、個人的な見解ですよ。
もちろん、そんなコマッシャクレタことなど考えず、
子どもらしく、素直にのびのびと、感じたままに書くのも良いでしょう!